2011/04/27

地震の前から今日まで

今日は占い師さんから「今はモテキ」と言われてほくほくなので久々の更新です。



地震で予定がだいぶくるってしまったのですが、4月1日から自由が丘のシャンブル ドゥ シャームのウインドウディスプレイと、限定エコバッグなどを作りました。エコバッグは地震の日にうちに届いて地震の後に不安の中で色を塗っていました。

夏に公開されるYKKのWEB用のCMの衣装なども、11日の夜中に納品しました。「今からそちらに取りに伺います」と電話をもらった時、え?正気?と思いました。ねえ、そうでしょ。


何もする気になれない数日間があって、みんな自粛でいろんなイベントがなくなってしまうしこんな時期にこんな商売って一体どうなの?って思うことも多かったんですが、私の仕事はこれなので仕方ありません。私は生活必需品じゃないものを作るのが仕事なんですから。

今 展示会も終わっていつものように仕事をしているけど、
何が変わったのかなあ。 
心の中で何かがぐるんとひっくり返って意識変わったって感じたような気もしたけど、その変化がもう日常で平常の私になったのか?


この半年を振り返ると、

久しぶりに行った懐かしのロンドンが100年に一度の寒波で散々だったこと
ついでに寄ったヘルシンキのとっておきの一日がたまたま祝日でゴーストタウンのようだったこと
空港に行ったらフィンエアーがストライキでまさかのタイ→香港→成田という帰路
成田に着いたら私の荷物届いていないし
家に着いたら立ち退きの通達
しばらくしたらインコのピースケの訃報

そして地震があって、

なんだかもう疲れる事ばかりで疲弊していました。

だからもうこれからはしばらくは、いいことばっかりな気がしてなりません。
いつも思うのは、何でもプラスマイナス0にできているということ。
私は立ち退くし、新しいインコ、ピヨ介(ちゃんと違う名前です)がいます。

5月2日で会社を始めて丸3年です。
ちょうど3年前、急な退職(辞める気なかったのに)と立ち退きが重なって(そう、立ち退き連続です)
今のところに越してきて会社を始めることになりました。

私はあの時の決断を何一つ後悔していないし、決断のきっかけをくれた様々な悪い事に感謝をしています。

今の決断もきっとそうでありますように、私も皆さんも。

























ピヨ介、マチ針を針山から抜いて満足気な様子の図。
私はお怒りです。ほんとに怒ってます。

2011/03/07

きのうはどうもありがとう

rooms終わってもう結構たつんだな~、rooms効果で電話が鳴りやまなくってもうテンヤワンヤだったんです、なんて言ってみたかったです。


昨日は人生で初めて!ワークショップというものをやりました。
「ワークショップ」だなんてカッコつけちゃってさ、私は孤高のデザイナーでいいんですから、という風情に見えるようにふるまっていましたが、実は今まで何も依頼がなかったからやらなかっただけです。

そこは品川のecuteという駅ビルの中のcoccaのスペース。駅構内なので尋常じゃなくヒトが大勢います。誰かあの人々の10分の1でもいいから新宿高島屋に分けてあげればいいのに。



ワークショップの内容は「ピーナツストラップを作ろう」です。なかなかピーナツ柄の生地なんか売っていないですし、これはお得!かもしれない!



みんなが作ったピーナッツさん、味があって毒舌の私も褒めざるを得ないかわいらしさです。
作るのに慣れ過ぎてしまうと出せない味があふれていて、きーっ、悔しい。

あとでcoccaさんから聞いたら、周りで見ていたオバサマなどが「やっぱりおしゃれなヒトたちがこういうのやるのねえ~」と感心されていたようです。 まあ、おしゃれですもんね、当然ですよ。



あと、coccaの生地で服も作っちゃいました。完全に1点ものなので、歌を歌うヒトとか日常的に目立ちたい人にいいのでは? 


2011/02/20

rooms終わった




久々に出展したroomsが終わりました。

出てみればみたでなんと楽しい。懐かしいあの人この人が、ぼーっと立っているだけで来てくれます(展示会の本来の目的とは違うよ、これは)。

FLANGEさんが作ってくれた什器も最高。 

褒めると「適当ですから」とFLANGEの上田さんは言いますが、明らかに適当ではありません。什器は私と上田さんがヤフオクで「昭和レトロ」で検索して落とした物を組み合わせ、新しい物を加えて作り直してもらいました。
私のお気に入りは、小さなちゃぶ台をくり抜いて鏡にしたもの。あ~かわいい。

今回はプロダクトのエリアで出展したので、心がざわつくこともなく(服のエリアで出展すると私は性格がいつもより悪くなります)、amabroさんは面白く、楽しく展示会の3日間を過ごすことができました。


さあ、つぎつぎ。

2011/02/01

最近のこと

ロンドンからの帰路の不幸っぷりから(フィンランドエアーのストライキで計らずも世界一周規模の帰路の複雑さ)、家の立ち退き(帰国翌日に通達あり)、愛鳥の死、年末の数々の苦難を乗り越え、今ようやくたまにはブログくらい書くか、くらいの気持ちになってきました。


やはり展示会後の旅行のしわ寄せか? しわ寄せは2カ月も続くのかどうかは疑問ですが、
未だにシワに寄せられています。このままではまずいので、明日の朝からはもっと先の事も考えたいところです。



さてさて、春夏商品も全然納品できていないのですが、もうすぐ久々の合同展示会roomsがやってきます。私は何しろ目先の納品に追われているので展示会の事はほぼやっていないのですが、什器は頼んでいるんです。



昨日は打ち合わせに什器を作ってくれるFLANGE さんの作業場に行ってきました。
オソロシイ鉄の塊に囲まれたスペースです。


私はいつもミシンを使っているとき、ああ、このまま指まで縫ってしまったら中学の時の市川さんと同じだな、ああ恐ろしい、と思うのですが、FLANGEさんが使う機会は指を縫うレベルではなさそうです。

ここをこうやってああやってこんな感じに、ああいいねいいね、みたいな打ち合わせをしてきたのですが、家具が作れるなんて私にしてみればミラクル。ホントにできるんですか?すごいねFLANGE 上田さん。

2010/12/12

ロンドンのこととか

7年ぶりにロンドンに行き、7年ぶりに友達に会い、彼らにとっては一続きの時間で色々な流れがあっての現在なわけですが、私にとっては間がなく、とつぜんに対面した彼らの現在と状況に、なかなか、じわじわと動揺したりしています。






7年前にロンドンに行ったのは友人のKarenの結婚式のため。Karenと旦那のPaulは結婚後実家の近くの田舎に引っ越し、今は2人の子供の親です。Karenは結婚前はHikaru Noguchiでバリバリと働いていて、イタリアの糸の展示会に行ったこと、パリやロンドンのファッションウィークでの事、とても懐かしいわ、と言います。今も何かやってみたいけど、もうファッション業界から遠のきすぎてしまって何をどうしたらいいのか全然わからない、と。


London College of Fashion で仲が良かったIvanは、ロンドンで4年も頑張ってショーもやっていたのにデザイナーを辞めてしまいました。私は思いのほか彼が辞めてしまったことがショックだったようで、今もしんみりしてしまいます。


初めて彼に会った時、マルジェラのオールインワンがとても似合っていて、きっとタダ者ではない、彼と仲良くなりたい、と私に思わせた人。服なんか作っても全然売れないし、いつも不安でHappyではなかった、自分だってHappyになって皆のように人生を楽しみたい、と語る口調がとても強くて、そんな事は私もよく考える事でもあるし、自分の事を言われているようで私の心に深く突き刺さる言葉でした。






同じCockpit Workshopsにスタジオを持っていたKizittaは、今何をやっているの?と聞いたら、センズベリー(イギリスのスーパーマーケット)でパートタイムでレジをやっている、とつまらなそうに答えました。彼女は毎週ポートベローにストールを出していて、日本のセレクトショップにも売っていたし、チャーミングな人柄とエキセントリックな服はとてもマッチしていて、そのまま上手くやっていけると思っていたのに。







彼らにとっては7年の流れの中で今があるし、決して今が不幸なわけではないのに、私が少し残念な気持ちになるのは、きっと私は物を作っていた人にはずっと続けていて欲しかった、という勝手な望みがあるんだな~、と。






すべての物を作る人には、今やっていることをどんな形でも続けていってほしいと改めて思います。

2010/11/24

先日YOSHIKOちゃんに、
「まったく更新していませんね」と痛いところをつかれ、
ざーっと夏から今までを振り返ろうと思います。


8月、中国の工場にもうできない、と言われる。衝撃走る。


8月末 日本の工場見学と糸選び。 糸選ぶのって大変なんです。細いもんね。


9月 なんか暇かも、と思いながらも次の企画をガンガン進めなければと焦る。


10月 春夏ものをかなり焦ってやっている。いつも何かがギリギリです。


11月 展示会。よかった、ちゃんとできて。


こんな感じです。


夏のアクティブな人々の、え?ずっと家にいて楽しいわけ?みたいな
無言の抑圧が溶ける秋から冬は、やはり落ち着きます。
家の中が一番です。 なんといっても室温調節ができますからね。

2010/08/15

最近心なしか暑さが和らいでいるようで、それはそれでなんとなく残念。


さすがの私も学習したのか、今年は仕事が順調でゆとりの日々です。それはそれで残念。振り回されてる時のほうが達成感あるから。そろそろ本気で2011年の春夏物も始めないといけません。来週から真剣に机に向かってみようと思います。

何か書くべきことがあったかしらと思いあぐねてみて、唯一この場を借りて誰かに伝えたいのは、インセプションを観るときは初めから真剣に観よ、という事でしょうか。多分多くの人が、あ~もうわけがわからない、無理! と途中まで自分の頭の不甲斐なさを嘆くはずですが、私も最初の部分を投げやりに観てしまったため、観てからだいぶたちますが何か小骨が喉にひっかかっているような、ちょっとチクリとした悔いが残っています。悔しいから1800円も出して観には行きませんが、始めに録画や携帯禁止とか流すくらいなら、その後にも「始めから注意して観てみ」という告知をしてほしかったです。


そうですね~、そんな感じですね~。